ちょっと間が空いてしまいましたね。えぇと、今日は「田鰻」の話です。
JJは最近は仕事で良く台湾に行きます。年間に3~4回くらいですかね。と、いいましても、そんなに各地に足を伸ばすわけでもなく、行動範囲は台北を中心に、その周辺の台北県内や桃園市、新竹市あたりです。
先日の台風8号の時には日本におりましたが、報道を見ると台湾での被害は大変なものだったようですね。台北周辺の取引先も休みになっていましたが、南部の高雄市周辺では土砂崩れで500人以上がなくなったと聞いております。犠牲者のご冥福をお祈りします。
で、話は変わって、食べ物の話です。台北は中華圏だということで、おいしいものには事欠きません。大体どこで何を食べてもおいしいですね。一つだけ今までまずいと思ったのは、お弁当に入っていた赤米ごはんの海苔巻きですね。これ以外はOKです。
取引先に良く食事に誘われて、レストランに行きます。「JJさん好きなもの頼んでよ。」と言われて、メニュー(中国語で「菜単」ですね)を渡されます。「ううん、どうしようかなぁ~。」何か変わったものはないかなと思って、メニューを探すと「田鰻」という文字が飛び込んできました。何となく惹かれるものがあったので、頼んで見ました。
出てきた料理は、鰻状の魚を炒めてタレが絡めてあり、上に白葱と生姜の千切りがかかっています。
(●⌒∇⌒●)
これが結構いけます。魚の味は鰻に似ていますが、身は多少硬くて歯ごたえがあり、味が濃い感じです。
「田鰻ってなんですかねぇ~?ドジョウのことでしょうかねぇ~?」
と一緒に食事に行った台湾人に聞いてみましたが、誰もわかりませんでした。
日本に帰ってきてインターネットで調べると、タウナギというのは鰻とは別種の魚であることが判りました。台湾や中国南部(福建省や広東省など)に分布しており、肺呼吸ができるので田んぼの土の中にもぐって住んでいるとのことです。日本にも外来種として自生しているようですが、「泥臭い」とのことで、一般的には食用にはされていないようです。
珍しいものですが、美味ですので台湾のレストランのメニューで見つけたら、ぜひ試してみてください。
田鰻と料理の写真が掲載されているURLを紹介します。
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/foods/chinese_eel/chinese_eel.html
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