JJの家の机の周りには、色んな植物が置いてあります。植物を見てると気持ちが落ち着くからです。このクロトンのハイドロカルチャーは、もうずいぶん前から世話をしています。もう7年くらいになるかもしれません。
クロトンは南方系の植物で、フィリピンなどでは植栽として地植えで平気に育っていますが、関東地方では冬場は室内で管理する必要があります。このクロトンも他の観葉植物と同じように最初はミニ観葉から始まったのですが、今ではこのくらいの大きさです。他の観葉植物の成長に比べるとちょっと育つのが遅いように感じます。これは、クロトンが草ではなく木だからという理由もあると思いますが、もう一つ別の理由があります。
じつは最近デジカメを買いました。あんまりいいのではありませんが、一番安くてマクロ撮影のできるキャノンのA480というモデルです。いままでブログの写真はiPhoneのカメラで撮影していたのですが、色々と制約が多く、思ったとおりの写真が取れなかったので、限界を感じていたのですが、新しいカメラのマクロ撮影は強力です。で、上の写真はマクロで撮影したカイガラムシの本体です。ダンゴムシを延ばして漂白して縮めたような感じですね。
どうもカイガラムシはクロトンが好きでしょうがないようで、この木に取り付いて樹液を吸ってしまいます。(他の植物にはあまり寄生していないようです。)このせいで成長が遅いようなのです。
カイガラムシの駆除には色々な農薬も効果的で、オルトランなども実績はあるのですが、家の中の人間を含めた他の生き物たちの健康を考えると室内で使用するには問題があります。次善の策として、いつもやるのが「テデトール」の使用です。(「手で取~る」ということなのですが...)
まず用意するのが、使い古しのハブラシです。ハブラシはちょこっとした部分の掃除に便利なので、JJは自分で使った後、いつも使い古しのハブラシを取っておきます。洗剤を使用したものとカイガラムシ駆除用のものを混ぜたくないので、JJは専用ハブラシを持っています。(使い古しですが)
間違うといけないので、柄の部分に「カイガラムシ駆除専用」と拙い字(ハブラシの柄に文字を書くのは結構大変なので)で表記してあります。
次に行うのが鉢の養生です。ハブラシで落としたカイガラムシが鉢の根元に降り積もると、そこから這い上がってきますので、クロトンの根元と鉢全体を切れ込みを入れたビニール袋でしっかりと密封してやります。
後はこれを洗面所にもって行き、流水の元、専用ハブラシでカイガラムシどもを虫体被覆物ごと流してしまえばよいのです。前回は9月ごろにこの作業を行って完全に駆除したと思っていたのですが、ふと気づくと再びカイガラムシがたかっていたのです。この調子では来春ごろに次の駆除を行うことになりそうですね。定期的な駆除の手間を考えると、クロトンを買い換えてもいいのですが、何年も面倒を見てるとそれなりに愛着がわいてくるものです。
と、いうことで、JJはまた来年も何回かこの作業を行っていることでしょう。
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