台徳院霊廟の惣門 |
有章院(徳川家継)霊廟 |
「国宝「台徳院殿霊廟」空襲で消失→「まさか…」英国で国宝級の精巧模型発見→増上寺で日本初公開」という産経ニュースの記事(2015年4月10日付け)です。
詳細はリンク先を読んでほしいのですが、記事自体が削除されてしまう可能性もあるので、概要をここに記載します。
1920年(明治43年)に日英博覧会が英国ロンドンで開催され、それに出展するために東京市が東京美術学校(現在の東京藝術大学)に依頼して台徳院霊廟の模型を製作させたものだそうです。博覧会終了後。模型は英国王室に献上されたのですが、その後第二次世界大戦の戦火を逃れるためにロンドンの北西約200Kmの片田舎の倉庫に収納され、忘れ去られていたそうです。それをオーストラリア人の建築史学者ウィリアム・コールドレイク教授が1996年に発見したとあります。
この模型は10分の1スケールで作られている為、かなり大型で幅4メートル奥行5メートル高さ2メートルということです。制作には東京美術学校教授であった高村光雲もかかわっていたとのことで、かなり精巧に作られているようです。上の方に写真を載せた惣門もしっかりと再現されているのが分かります。(模型の方はスケルトンになっている感じはしますが)
発見された模型 |
この模型は日本に長期貸与されることが決まり、昨年(2015年4月2日)に開館した増上寺宝物展示室に展示されているそうです。これはさっそく見に行かなくては。 見てきたらまたブログを書きます。
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