2009年10月18日日曜日

猫空はお茶の里

またまた猫ネタです。今月は猫月間ということにしましょう。

猫がつく地名はないかなぁ~?と考えていて、あんまり思いつかなかったので、ネットで検索してみました。調べたら結構あるんですね、このリンクに国内の猫がつく地名一覧が掲載されていますので、見てくださいね。JJの生活圏であります東京都や神奈川県にはありませんが、近くだと、千葉県浦安市の「猫実(ねこざね)」がありましたね。そうそう、忘れてましたがありましたね。昔は読み方が判らなくて、「ねこみ」かなぁと考えてました。

国内猫地名一覧で、面白いのは地域的な偏りがあることです。東北地方と愛知県には猫がつく地名が多いような気がします。ちなみに、JJの飼っている猫のブリーダーさんは愛知県だったのですが、何か関係がありますかね。また住所を良く見ると、愛知県といっても旧尾張ではなく、旧三河に偏っていますね。何か由来があるかもしれませんので後で調べてみましょうね。

でも、猫地名リストを見てると、想像力をかきたてられる地名がいっぱいありますね。「北猫狭間」なんていうのは、猫の軍団が甲冑を身にまとって合戦している情景を想像しちゃいます。また富山県の「猫又駅」なんて、深夜に降り立ったら妖怪に遭遇しちゃいそうですね。


<ちょっと出所不明ですがイメージ画像です>

タイトルにある「猫空」といのは、台湾にある地名です。台北の南郊の山間部にあり、ウーロン茶等のお茶の産地として有名です。JJは一度行ってみたいと思っていますが、なかなか行く機会がありません。台湾には良く出張するのですが、いつも観光の時間は取れていません。名前がかわいいという理由で、特にたいした観光資源が無いにもかかわらず、日本人観光客(特に女性客)に人気があるようです。

場所はこの辺です




「猫空」には茶芸館と呼ばれる店がたくさんあります。茶畑を見ながら喫茶したり食事したりできるようです。「猫空」には実際に猫がたくさんいるわけではないのですが、名前にちなんで日本式の猫カフェもあるようです(現地人情報です)。

「猫空」にはバスで行きます。山間部に入ると、日本で言うところの「自由乗降区間」になっていて、運転手に言うと好きなところで停車してくれるとガイドブックに書いてあります。

実は、2007年7月4日に麓の動物園から猫空までロープウエイ(猫空纜車)が台湾初の旅客輸送用ロープウエイとして開通しました。MRT木柵線(新交通システムみたいなものです。最近延長されて名前が変わったかもしれません。)の終点の動物園站(站は駅のことです)で接続しています。設備や車両はフランス製のものを導入したようですが、故障が多かったようです。その後開通から1年位経過した2008年9月末の台風で支柱の路盤が雨に流され、以来安全が確保できないという理由で運転が休止されています。最近台湾の人に確認しましたが、2009年10月現在まだ動いていないようですね。彼曰く「最近集中豪雨が来て、もっと状況は悪くなった」とのことです。この間の状況については、このリンクに詳しく掲載されています。

という状況なので、今でも猫空を訪問するには徒歩、バス、タクシーという状況になっています。

ちなみに「猫空」は中国語で「マオコン」と発音します。マオというのが「猫」のことです。ちなみに、猫の鳴き声もマオですね。泣き声を漢字で書くと実は専用の漢字があって「喵」と書きます。もともと、猫の漢字はむじなへん「豸」と泣き声をあらわす「苗」を組み合わせた会意文字です(別の説もあるようです。)。日本でも、猫のことを「にゃあにゃあ」とか「にゃんこ」(語尾の「こ」はちょっと違うと思いますが)と言うのと同じ感じがしますね。

猫空ロープウエイが復活したら是非乗ってみたいものですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿