2009年10月2日金曜日

凶暴な猫

JJは猫が好きです。子供のころから今まで、海外に住んでた時期を除いてほとんどの期間を猫と暮らしていました。昔は大体野良猫を拾って飼うか、家に餌をもらいにきている内に、いついてしまうような、なし崩し的な飼い方が多かったのですが、今飼っているのは、れっきとした血統書つきのアメリカンショートヘアで、JJがはじめてお金を出して買ってきた猫です。


<我が家の猫(凶暴な猫ではありません)>

ペットショップで買ってきた猫というのは非常に良いもので、とにかく生後二ヶ月くらいから飼い始めるので、人間に良くなつきます(時々自分が人間だと同じだと思っているんじゃないかと思わせるそぶりがあります。)。また、野良猫時代に人間にいじめられたりといった負の記憶が無いためか、屈託がなく、明るいですね。この写真は若かりし頃のものですが、もう7歳で現在は中年猫になってしまいました。最近の写真はこの記事の最後にありますので、比較してみてください。

で、ここからが、凶暴な猫の話です。

昔、一緒に働いていたFさんという人がいました。この人は、仕事熱心で責任感の強い人で、JJは大好きでしたが、残念ながら、何年か前に鬼籍に入られました。いい人は長生きできないものですね。JJよりもずっと年上だったのですが、亡くなった時はまだ65歳くらいだったと思います。

Fさんはどちらの手か忘れましたが、人差し指の先が少し色が違って(ちょっと薄い)いました。ある時、思い切ってFさんにそのことについて尋ねてみたのですが...彼の人差し指には、実は驚くべき事実が隠されていたのです。

注意!注意!注意!
=ここから先は心臓の弱い方は読まないでください=

Fさんは、相模原市のほうの戸建てに住んでいました。自宅の横にはカーポートです。きれいに洗車してワックスをかけると、近所の野良猫が泥だらけの足でボンネットの上を飛び回ります。Fさんは堪忍袋の緒が切れて、野良猫を懲らしめてやろうてんで、捕まえたまでは良かったが、野良猫のほうも必死で、いきなり逆襲に出て、Fさんの人差し指の先を噛み千切って逃げてったそうです。

痛みをこらえて病院にいくと、医師は人差し指の先を胸に縫い付けて、「このまま1ヶ月我慢してください。」との事でした。なかなか不便ですよね。人体の位相幾何学が変わること1ヶ月我慢して、病院にいくと、アイスクリームを掬い取る道具のようなので、胸の肉ごと抉り取って.....といった事があったそうです。

注意!注意!注意!
=ここまで心臓の弱い方は読まないでください=

JJもよく猫と戯れていて、引っかかれたり噛みつかれたりすることがあります。真剣に痛くて、出血することもあるんですが、猫が本気で噛むと人間の指が噛み切れるくらいの力があるんですね。ということは、じゃれてる時の噛み方は、だいぶ手加減した甘噛みだったって事なんですね。

と、いうことで、今日は凶暴な猫の話でした。


<今朝の我が家の猫(凶暴な猫ではありません)>

2 件のコメント:

  1. こんばんは。

    猫は『獣』ですし、猫が魚好きというのは日本独自の誤解らしく飼い猫として定着する過程で、魚河岸にて商品の魚を鼠害から守るために猫が重宝され、ご褒美がたまたま魚だったようですね。

    で、本当の猫は鼠を追いかけ食べるだけあって肉食ということは、鋭い歯で獲物を噛み千切らないと生きていけませんものね。人間の指先ぐらいお手の物でしょう。加害者が飼い猫でない野良猫というところも、肉食で暮らして居そうですから納得がいきます。

    JJさん家のネコさん、我が家の子猫たち(実は人間の娘二人)に大人気でした。ブログのレイアウトで一枚目の写真が、ブログツールの観賞魚を狙っているようだ、とのことです。猫さんの名前はなんというのでしょうか。

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  2. Harrisonさん

    コメントありがとうございました。

    猫は子猫時代からの食生活によって食物の嗜好が決まると考えています。ちなみに我が家の猫は子猫のころからドライフード(私は「カリカリ」とも呼んでいますが)しか与えていないので、カリカリしか食べません。お刺身とか与えたことはありませんが、食卓に乗っていても興味を示しませんですね。

    猫の名前ですが、「ミー」ちゃんです。統計によれば現在の日本の猫の名前では一番多い名前だそうですよ。

    そのうち、また猫の写真をアップしますので、見てくださいね。

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